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【男子バスケットボール部】IH予選結果報告

2025.06.10 男子バスケットボール部

男子バスケットボール部は、5月11日から始まったIH予選に参加しました。

結果は以下の通りです。

 

5回戦進出  東京都ベスト32(325校中)

 

1回戦 錦城 97 - 69 東京学芸大附国際中等

3年生の引退がかかった最後の大会の初戦。独特の緊張感と相手のアグレッシブさに序盤は思うようなプレーができないシーンも多くありました。しかし、徐々に錦城らしいリズムを取り戻すと、好プレーも多く見られるようになり、最終的には1年生も含めたベンチメンバー全員出場で勝利することが出来ました。

2回戦 錦城 101 - 58 駒込

2回戦までの1週間は、テスト準備期間に入ったこともあり、満足な準備ができない中でのゲームとなりました。それでも、1回戦の反省を踏まえ、試合頭から集中してゲームに入ったことで、序盤から主導権を握り続け、最終的にはベンチメンバー全員出場の100点ゲームで勝利することができました。

3回戦 錦城 96 - 85 都青梅総合

2回戦に引き続きテスト期間だったため、1週間1時間練習で臨む試合となりました。相手の対策や準備をして臨みましたが、序盤は相手の気迫のこもったプレーに押される時間もあり、難しいゲームの入りとなりました。しかし、2Qに入ると錦城らしい激しいDFからの速攻で完全に流れをつかみ、一気に主導権を握りました。終盤は、複数の退場者と都青梅総合の最後まで諦めない姿勢とガッツあるプレーに苦しめられましたが、前半の点差を守り切りなんとか勝利することができました。

この試合で主力選手の1人が大きな怪我を負ってしまい、勝利を手放しで喜ぶことはできませんでした。しかし、これまでチームを引っ張ってきてくれた彼の分も絶対にさらに上まで勝ち上がろうとチームは強く結束し、2週間後の大勝負に向けて準備していきました。

4回戦 錦城 89 - 81 駒澤大学高

4回戦の相手は、新人戦の第一支部大会ベスト4で都内でも上位の実績を誇る駒澤大学高とのゲームでした。しかも、相手は3回戦を逆転ブザービーターで勝利しており勢いもありました。そんな強豪校とのゲームでしたが、生徒たちはこれまでの自分たちの取り組みを信じて、自信を持って試合に臨みました。序盤から得意の速攻と思い切りのよい外角のシュートでリズムを掴みましたが、相手もスキルの高い選手が何人もおり、なかなか点差を離すことができませんでした。後半に入ると、疲れの影響か足が止まってしまうシーンも増えてきてしまい、少しづつ追い上げられましたが、絶対に勝つという強い思いから要所で粘り強いDFと強気のOFを見せ、最終的には前半の点差を守り抜いて勝利することができました。

  

5回戦 錦城 58 - 80 都東大和南

5回戦は4回戦と同日、しかも試合間が1試合というとてもタフな状況の中でのゲームとなりました。4回戦勝利の余韻に浸ることなくすぐリカバリーをし、勝てばベスト16というダブルヘッダー2試合目のゲームに臨みました。相手は都立屈指の強豪校の1つである都東大和南、練習試合でも何度か対戦させていただいている相手でした。ホームコートである相手の大歓声にも負けず、試合頭は錦城らしい速攻で先制するも、4回戦の疲れからかプレーの精彩を欠く部分も多く、自分たちのミスでリードを許す苦しい展開となりました。途中流れが来る時間帯もありましたが、相手に上手く断ち切られ最後まで巻き返すには至らず、そのまま敗れる形となりました。しかし、最後の最後までコートに立った選手、ベンチメンバー、応援席が一丸となって懸命に戦い抜き、最後まで錦城魂を見せてくれました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

このゲームで61回生は引退となります。この1年、懸命に努力を続けた3年生は、この1年で大きく成長し、新人戦時の1回戦敗退という結果から、目標としていた錦城高校としては6年ぶりとなる東京都ベスト32を達成するまで駆け上りました。学校数も多く、強豪私学やスポーツ推薦をしている都立高校がたくさんある東京都で、高いレベルでの文武両道を遂行し、ベスト32を達成するのは簡単ではありません。ここまで、駆け上っていった3年生には本当に頭が下がる思いです。入学時からこれまで本当にお疲れ様でした!

これからすぐに新チームが始動します。引き続き40人近い大所帯となります。3年生が残してくれたものを受け継ぎ、届かなかったベスト16の壁を超えるべくこれからも活動していきます。今後とも男子バスケットボール部をよろしくお願いいたします。