7月24日(木)、NHK杯全国放送コンテストの全国大会が東京・渋谷のNHKホールで行われ、錦城高校映画研究部制作のテレビドラマ『青い影の選択』が全国大会第3位入賞(優秀賞)という快挙を成し遂げました。
NHK杯全国放送コンテストは、「放送部の甲子園」とも言われ、今年度は全国で1357校が参加し、創作ドラマ部門、ドキュメント部門、アナウンス部門、朗読部門など複数の部門で全国の放送部・映画研究部が日本一を目指して放送活動の技術・成果を競う大会ですが、錦城高校映画研究部では、先だって6月に行われていた東京都予選で全国出場を決めました。(予選の記事はこちらから)
NHKの取材を受ける様子
22日に行われた創作テレビドラマ部門の全国大会準々決勝では、各都道府県の上位2作品を集めた約100作品の選考が行われ、翌23日の準決勝では、そのうちの20本に本校制作のテレビドラマが選出されました。
昨日の決勝大会の朝、20作品中の上位3作品に選出されたことが発表され、全国383エントリーから計算すると、なんと130倍近い倍率をくぐりぬけて決勝大会に進出となりました。
紅白歌合戦も実施されるNHKホールの大スクリーンで本校の作品が上映され、全国の放送部から東京のNHKホールに集まった約3000人がその様子を見守ります。
舞台上でコメントする制作代表の生徒
文藝部に所属する主人公とAIとの関係を描いた本作は、近年急速に拡大したAIなどがもたらす影響をテーマにした部員によるオリジナル脚本です。ストーリーだけでなく、オリジナリティあふれる演出や映像が聴衆を魅了していました。
結果は、3位相当の優秀賞となりました。
また、テレビドキュメント部門では、都大会で優勝したドキュメンタリー作品『未来は足元から』で全国大会に参加。高校生が普段履いているローファーをテーマにした本作品は、惜しくもNHKホールの決勝進出はなりませんでしたが、全国441作品のうち、全国大会に進出した193本中のさらに上位40本に選出されました。(制作奨励賞)
大会の様子及び今回入賞したドラマ作品の一部は、秋に放送されるNHKのEテレ・ティーンズビデオ2025(11月24日・25日)でも放送予定です。
また、両作品は9月に行われる文化祭の映画研究部の企画でも上映いたします。
今後とも、本校映画研究部の応援よろしくお願いいたします。