東京都武蔵野市にある日本獣医生命科学大学にて、高大連携事業の一環として、「魚類の免疫細胞を探ってみよう!」の実習を3日間かけて実施していただきました。
死菌を用いて疑似感染させたキンギョの採血を行い、血液中に出現する白血球を観察し、病原体の排除に関する免疫細胞を考える実習となっています。
実験で使用した麻酔とキンギョの様子
先生から注射のやり方を教わりました。
生理食塩水と死菌をそれぞれ注射し、免疫細胞の変化の様子を明日にまた確認します。
キンギョの実験2日目では先日注射したキンギョの採血を行い、塗抹標本を作成しました。
採血の方法を教わっている様子
麻酔が効いていますが、生きているキンギョの採血は難しく、生徒は戸惑っていました
採血した血液を用いて塗抹標本を作る様子
固定液、染色液を複数用いて観察しやすい標本を作成します
採血したキンギョが無事で一安心している生徒
キンギョの実習最終日では、先日作成した血液の塗抹標本の観察を行います。
4つのタイプの白血球がそれぞれいくついるか数えていきます。
最終日には本校の校長も実験に参加しました。
実際に生物を用いた実験で、高校ではできない貴重な経験となりました。
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