オーストラリア国際交流プログラムに参加している生徒の様子を、オーストラリアのForest Lake からお届けします。
いよいよ、滞在最後の日が近づいています。Forest Lake State High School の先生や生徒、ホストファミリー、日本で応援してくれている保護者の方など、このプログラムに関わった全ての人に対して感謝の気持ちを胸に、滞在最後の日まで大切に過ごして欲しいと思います。
さて、今週行われた授業の一部を紹介します!
Japanese class、English class
Forest Lake State High School 生徒たちと交流しながら、互いに学び合っています。学び合う仲間は、一緒に成長していく心強い存在です。
Cooking
Forest Lake State High School の生徒と一緒に、4つの料理を作りました。どれもオーストラリアの特産品を使用した、オーストラリアらしい料理です。
カンガルーバーガー
カンガルー肉は高たんぱく・低脂肪で鉄分が豊富、赤身の味わいが濃く、牛肉よりややワイルドな風味があります。
チョコレートとワトルシードのセルフソーシングプディング
ワトルシードは、オーストラリア原産のアカシアの種子で、ナッツやコーヒーのような香ばしい風味がある食材です。
ネイティブペッパー入りチキンソーセージロール
ネイティブペッパー は、オーストラリア原産の「タスマニアンペッパー(マウンテンペッパー)」のことで、ピリッとした辛味とユーカリのような香りが特徴のスパイスです。
かぼちゃとマカダミアナッツのスコーン
マカダミアナッツは、オーストラリア原産の植物です。アボリジニが何千年も前から食用にしてきました。
Forest Lake State High School の生徒たちと協力して、おいしい料理を作ることができました!
Lunch Time
一緒に授業を受けたり、一緒にランチを食べたりすることで、笑顔や会話が自然と増えてきた気がします。
このプログラム中に、誕生日を迎えた仲間がいました。日本にいる家族と一緒に誕生日を過ごすことはできませんでしたが、みんなでお祝いをしました。ホストファミリーからもお祝いをしてもらったようです。
仲間からの温かい気持ちを受け取り、素敵な1年を過ごしてください!
休日の過ごし方はホストファミリーごとに異なり、アウトドアや旅行を楽しむ家庭もあれば、家でゆっくり過ごす家庭もあります。
ホストファミリーとどのような休日を過ごしたかは、生徒からでないとお伝えできないため、今回は休日の過ごし方の例として、多くの生徒が訪れたであろうオーストラリアの観光名所を紹介します。
ホストファミリーとゴールドコーストに行った生徒も多くいるようです。ゴールドコーストはオーストラリアの人気リゾート都市で、年間300日以上の晴天が魅力です。
ゴールドコーストの魅力は海だけではありません。世界自然遺産の、ゴンドワナ多雨林群(Gondwana Rainforests of Australia)があり、山の自然も楽しめます。
夜には、日本では見られない美しい土ボタルを観賞できます。光が生態に悪影響を与えるため撮影は禁止されていますが、その幻想的な輝きは魅力的でした。
また、前回の投稿で紹介したEkkaは、ブリスベンで毎年8月に約10日間開催される農業と地域文化の祭典で、展示・遊園地・グルメ・花火などが楽しめる伝統的なイベントです。
都市部の人たちに農業や畜産の重要性を知ってもらい、触れ合うことを通して学びの機会を提供するために、動物たちを展示しています。
展示は、品種や飼育技術の優秀さを競う場にもなっています。上位入賞をすると繁殖価値や販売価格が上昇し、市場での取引にも有利になるようです。
ニワトリは、コインロッカーのようなケージに1羽ずつ入れられて、展示されていました。
また、会場には観覧車や絶叫マシン、ゲーム屋台などがありましたが、これらは日本では珍しい移動遊園地です。
たくさんのshowbagもEkkaの名物のようです。これは、お菓子やおもちゃなどの詰め合わせで、中身のわかる福袋のようなものです。
Queensland州では、Ekkaの期間中「Ekka Day」(Ekka People’s Day)という祝日が設けられています。今年の「Ekka Day」は、8/13(水)でした。この日がホストファミリーと過ごす最後の休日になりました。ホストファミリーと絆を深め、温かい時間を過ごせたことでしょう。
帰国は、8/17(日)です。