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　全校生徒の皆さん、保護者の皆様、ようやく緊急事態宣言が解除されて学校が再開されます。

生徒の皆さんに直接会えることを先生方は本当に楽しみにしていました。

　３月に突然、全国一斉休校宣言が出されました。本校でも授業も最後まで行うことができず、学年末試験も中止、卒業式・修了式もクラスごとで実施しました。

　１年生の皆さんは入学式（始業式を兼ねる）も各教室で放送による簡略化した式でした。２・３年生の皆さんは６月になって始業式を時間差を作って体育館など広いスペースを使ってクラス単位で行いました。

本当に大変な令和２年度のスタートになりました。この３ヶ月間は不要不急の外出を避けて自宅で課題学習に取り組んでもらいました。

質問はメールで受け付けるようにしました。たくさんの質問が寄せられました。

緊急事態の連絡のために導入した一斉メールシステム、新しい大学入試対応でポートフォリオのために導入したclassiなどを本来の目的とは違う形の連絡手段としてなんとか活用してきました。

　錦城高校は皆さんと直接向かい合って一人ずつを大切にする授業を行っていくことを本分としてきました。

今回のことを教訓として、決して望む形ではありませんが、第２波、第３波に備えて準備をしていきたいと思います。

錦城高等学校　　
校長　松林　博之